自分の咬合で数年かけて検証?した結果

6年ほど前、某大学の某先生をお招きして補綴のドグマの話をしていただいた。若手にはあまり聞いてほしくない話だったが、面白いことに変わりは無かった。ミイラ取りがミイラになったと揶揄されて、いささか反省も込めて、当時の世界中の文献から得たデータは本当にそうなんだろうかという検証を、自分の口腔内で実験した結果をお話ししよう。



検証内容は、
1,全額自分の歯があって片顎上下が咬合していなくても咀嚼などに関連した機能は特に問題はないというもの。

実験
自分の口腔内は全て咬合していたので、左側小臼歯から大臼歯まで0.5ミリ〜0.8ミリ上下クリアランスを開けるため、CADIAX測定後私本来の顆路角を算出しギルバッハ咬合器にマウント後、右側に理想的咬合面をワックスアップしたバイトプレート(e-max)をセットした。この時点で左側は咬合しない。

直後:全く左側は咬合しないが、不思議と慣れてきた。食事に不自由は感じない

半年後:相変わらず左側は咬合していない。歯が提出する気配はない。顎関節の違和感も無し

1年後:特に変化無し。食事に不自由はしない。しかし左側顎関節にクリック出現。

2年後:1年経過時と比較しても同様で特に変化無し。

3年後:左右の顎関節に違和感。左側上顎の小臼歯が提出し始めたので咬合し始めた。しかし、下顎が偏位している感じがするが計測はしていない。

4年後:起立時正面観測で頭蓋骨が左に傾くが自分では分からない。あくまでも骨(笑)思想では無い(笑)。それに伴い右大腿骨頭部に痛みを覚える場合が出てきた。

5年後:大腿骨頭部の痛みは軽減したが、姿勢がアンバランスであることを指摘される。それに伴い左のショルダーアームネックシンドロームの症状を呈し始める。左肩に痛みそして腕が上がらなくなる、いわゆるなんとか肩。40とか50とかいうやつかな。PET検査時突如左肩関節部にブドウ糖の集積を見る。しかし確かに咀嚼に関しては問題ない。

う〜〜〜ん。

以上が簡単な経過報告だが、体幹バランスが酷く悪くなっている。確かに飯を食うことには困らないが、Postureの著しい変化を5年後にして経験し始める。

いつまで続けようかなと、最近悩むが、theraputic positionが非常にわかりにくくなっていることは間違いないだろうと思っている。

さて、どうしたものか。一つ言えるのは、噛める噛めないに関する世界中の論文はそれだけの話なので結構当てにならないね、、と言うことが分かった(笑)。

注)あくまでも私的な感想であり、3年後以降果たして咬合が原因なのかなど推測することも難しいかも知れない。正確な実験結果ではないため何かの参考程度にしてください。

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